クレドを導入する企業が増えています。
クレドとは、「信条」を意味するラテン語で企業の信条や行動指針を簡潔に記したものを意味します。会社においては、仕事は一人でするものではありません。
組織で仕事を進める以上、目的の共有化、思いの共有化を図ることが必要となります。
でも、美辞麗句の経営理念は、社員にとって腹に落ちず、活用されにくいという側面があると思います。
そこで、トップダウンではなく、従業員さん主導で行動指針を定めたものが、クレド、クレドベーシック
です。
そこには、感動体験に基づく、「働く喜び」や「やりがい」につながる、みんなで考えた具体的な行動を
ちりばめます。
例えば、お客様からいただいた言葉。
「あなたが担当者で良かった」
「また貴社にお願いしたい」
そこに至ったのはどんな行動があったからなのか、みんなで考えます。
自分たちは何の為に働くのか?
うちの会社は何の為に存在するのか?
自分たちは何をすべきか?
そして、できあがったクレドカードは、パート社員さんから社長まで同じクレドカードを持って、書かれた
内容を常に意識して行動するのです。
そこで、新しく生まれる「感動の共有」。
積み重ねていく感動。
働く喜び。
自分の存在感、そして自分がいる会社の存在感の実感。
自分自身の気づきを持つことで、言われたことだけをするのではなく、自ら考えて行動する自律型社員
を増やしていいくことにつながります。
環境の変化に柔軟に対応できる自律型社員の集団。
とりわけ先の読みにくい現代において、主体的に考え、自ら発言し動いていく社員を増やすことは、経営
者の皆さんの願いではないかと思います。
そんなクレドを、経営理念の延長上に考え、作成を検討されてはいかがでしょう。
遠慮なくご相談ください。
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